TENGA ドクターのblog

TENGAドクター(福元和彦)が正しい性の情報をわかりやすくお届けします。 また男性特有の悩みに関する話題も解説していく予定です。 もちろんTENGA製品の話も!

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 福元メンズヘルスクリニック(@fukumenshealth)
 https://twitter.com/fukumenshealth

性的妄想のススメ

当院には20代の若いED患者さんも多くいらっしゃいます。

若いのになぜ勃起しないのか?中折れするのか?


診察していく中で見えてくるものがありました。


それはズバリ「性的妄想力の欠如!」

 


今の
20代の男性はエロ本やエロ漫画を見ることが少ないと思います。


スマホが普及したことにより簡単に
AV動画を見ることができる。


よって、リアルなセックスの動画を見て性的興奮を得ることしかできなくなっています。

 


でも実際のセックスはリアルです。


AV
のようなセックスはできない。


パートナーも思い通りにならない。


リアルな女性に対して興奮を持続できない男性が増えているんです。

 


今はスマホさえあれば、いつでもどこでもマスターベーションできます。


でも以前は簡単に性的興奮を得ることはできませんでした。


家にエロ本を隠し、
AVは家族がいないときにコソコソ見る。


マスターベーションするのも工夫し苦労していました。


何もネタが無い時は妄想をして勃起させることもありました。


 

妄想をすると女性に対する欲が沸いてきます。


そして性的興奮は妄想することで増強します。


妄想力が欠如すると刺激に頼ることとなり、刺激が無いと萎えてしまいます。


挿入にもたつくと勃起が持続しないので挿入できなくなる。

これがED(勃起障害)の始まりとなります。

 

いつでも気軽にAVを見ることができる状況は勃起には悪い影響を与えます。


妄想力は大事です。


自分の好きな女性との絡みを妄想、過去のよいセックスを思い出す、好きなタレントさんを思い浮かべる・・・


そんな妄想は勃起を持続させることに重要です。


 

ただし!


あくまで妄想なので行動に移さないように。


変な妄想を行動に移すと犯罪になりかねません。


是非たまには妄想オナニーをしてみてください。

TENGAナイト初の鹿児島市以外での開催!

627()TENGAナイトin指宿を開催しました。

TENGAナイトとは大人の性教育、性を語り合う場として201710月より鹿児島市で23回開催してきました。

20184月からは毎月定例会として第一木曜日にテーマを変えながら性を語り合っています。


 

「他の場所でもしたいねぇ」なんて話していると・・・


いつもTENGAナイトに参加していただいている方が協力していただけることになりました。


しかも指宿で居酒屋をしているということなのですんなりと日程は決定。 


当日は僕もお酒飲みたいので
JRで行くことにしました。


鹿児島から指宿までは
JR1時間程度。


当日は台風の予想もあったけど、なぜか快晴!


TENGA
を敷き詰めたTENGAキャリーバッグを持参し指宿に乗り込みました。
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会場となったのは指宿駅前商店街にある中華風居酒屋 春。
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チラシもばっちり作っていただきました。

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イベントの告知を指宿で頑張っていただいたみたいで感謝です!

 

19時から開始だったのでそれまでの時間はハイボールと腹ごしらえ。


なんとメニューも
TENGAナイト仕様に!

カプレーゼやエビチリとエビマヨの赤白を特別バージョンとして作ってくださいました!

大変おいしくいただきましたよ。
Kagosimaniax さんのInstagramより・・・

 

そしてTENGAナイトの始まり!

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参加者は全部で
10名程度。


店長の顔見知りが多くにぎやかな感じで進んでいきました。


内容は
TENGAについて、そして性感帯について。


ずーっと質問も絶えず、かなり充実した
TENGAナイトになったのではないかと思います。

 


参加者の感想・・・

ぜんぜん下ネタではなかったので、すごく勉強になってよかった。

友人を呼んでくるので、また開催してほしい!

 

など高評価ばかり・・・。


 

場所が変われば人も変わる。


新たな人の前で
TENGAナイトができて僕自身非常に楽しめました。


 

TENGAナイトの認知度は鹿児島で上がってきているけども、多くの人が参加しにくいと感じている。


それは性の話だから下ネタと勘違いされる。


でも参加者全員が声をそろえて「すごく勉強になった」と言ってもらえる。


TENGA
ナイトは性を表通りに語り合う会で下ネタを話す会ではない!

 

TENGAナイトは今では僕の生きがいにもなっています。


ぜひ多くの人に参加してほしいので、いろいろな場所でも開催したいと思っています。


鹿児島であれば可能な限り出張しますので、「うちでも開催してください」って人は僕に連絡をください。

 


そして、来月は博多でも
TENGAナイトを開催します。


こういった性を勉強できるイベントが全国にできるように僕ができることは頑張っていこうと思っています!

男が性を語るために必要なこと!

男が性を語るとき。


その多くは飲み会での下ネタでしょう。


でもそれは性を語っているとは言えない。


 

「女性が集まればエロ話をしていることが多い」なんて言う人いますよね。


男性は性とエロを同じものとして理解しているんだと思います。


「女性が集まれば性を語ることが多い」と言うのが正解でしょう。


 

男性はどうしても性の話はエロとしてしか話せません。


それは圧倒的に性の勉強をしていないから。


女性は性の被害者になりうることや生理で身近に性を意識していることなどの理由で、性について前向きに勉強している方が頑張って情報発信していると感じています。


 

男性は歳をとってもいつまでも自分の経験論や女性観を下ネタとして話す人が多いですよね。


男性が性の悩みについて語り合うことはめったに遭遇しません。

 


勉強していない人が下ネタを話しても誰も得しない。


逆に笑われて損する人もいる。


下ネタは笑いが起こるだけで何も生まれないし答えが出ない。

 


この状況を変えるためにも男性はぜひ自分の勃起と射精がどんなメカニズムで起こるのかを勉強してください。


自分の経験論こそ恥ずかしいだけです。


「自分はこんなセックスしたことあるんだ」


なんていう自慢話より


「夫婦で楽しくセックスするために工夫しているよ」


とか


「このコンドーム良かったよ」


なんて意見を男性同士が言い合えるような環境になればいいのにと思います。


 

まぁここまで世の中が変わるのは難しいですけどね。


 

僕のブログを読んでいただいている男性は分かってくれるはず!

ぜひ性について勉強しましょうね。

令和元年、医師としてTENGAをお勧めする理由。

男性のみなさんTENGAを使用したことありますか?

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TENGAの認知度は40歳未満の方で80%を超えています。

でも使用したことあるという人は25%程度と言われています。

 

知ってはいるけど使ったことない人がほとんどなんです。

なぜ使わないのか?

 

もちろん、右手で十分と言う意見や買うのが恥ずかしいといった意見もあると思います。

忘年会や誕生日などのプレゼントでもらったけど使わずに置いたままの人もいるでしょう。

 

 

なんと、もったいない!


ぜひとも
TENGAを使ってマスターベーションしてみてください。

 

なぜお勧めするのか?

単に気持ちいいからではありません。

 

日常に行っているマスターベーションは通常無料ですよね。

AV購入やレンタル代ぐらいでしょうか?

 

そんな気軽なマスターベーションに700円程度のお金をかけることが大事なんです。

お金をかければ大事にマスターベーションをする。


例えばネタとなる
AVもじっくり選ぶ。

そして勃起状態を維持し、射精までの時間を長く楽しむ。

 

多くの男性はマスターベーションに使う時間は5分程度。

TENGAを使って勃起を維持することは、性交渉の時の中折れ防止にも効果があります

 

TENGA120種類以上もあるので飽きることなく楽しめます!

まずは赤いTENGADeep Throat cup)そしてプレミアムTENGA(青)。

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お手軽に楽しみたいのであればEGG

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違った感覚を楽しむ楽しみたいのであればSpiner
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ぜひこの連休中に勃起力トレーニングとして、快楽としてTENGAを使ってみてはいかがでしょうか?

平成の勃起を振り返る

1999年(平成11年)323日に日本でバイアグラが発売されました。
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その開発はちょうど平成3年ぐらいから始まったとされています。

もともとは狭心症の治療薬として開発されたバイアグラ。

1990年代前半から臨床試験を行ったところ狭心症の治療薬としては効果が出ず試験は中止となりました。

試験中止を受けて被験者に対して薬剤の返却を求めたところ、拒否するということが起こりました。

拒否した理由は陰茎の勃起力が向上したことでした。


それを聞いた大手製薬メーカーのファイザーはED治療薬としての開発を進めました。

そして1998年(平成10年)にバイアグラがアメリカで販売開始となり、あっという間に「話題の薬」になりました。

勃起は薬で取り戻すことができる!

絶対に治らないという意味の勃起不全(インポテンツ)という言葉を勃起障害(ED)と変えてしまったのもバイアグラの影響です。

 

アメリカで販売されてすぐに輸入代行により日本にもバイアグラが入手できるようになりました。

そうなると副作用による死亡症例も出てきました。

狭心症の治療薬で血管を拡張する作用があるニトログリセリンを内服している方がバイアグラを内服して心不全を起こしたのです。

慌てて救急医学会や循環器学会がバイアグラとニトログリセリンを同時に内服しないように声明を出したほどです。

それぐらい急速に日本に入ってきたんですね。

 

そして厚生省も動きました。

なんと日本での臨床試験を実施せずに日本での製造販売許可を出したのです。

結局アメリカの販売から半年後には日本でも販売されました。

すごいスピード感ですよね。

 

対して女性の経口避妊薬であるピルは海外から10年以上たってからの承認が下りています。

各省庁の役人もバイアグラが欲しかったのかもしれませんね。

 

こんな経緯でバイアグラが販売された後は、レビトラとシアリスが販売されています。

その後は世界的にもED治療は画期的な薬が無いままです。

 

平成においての勃起は「オトコが自信を取り戻した時代になった」ということが言えます。

病名まで変えてしまうほどの時代ですから、すごい進歩ですよね。

 

現在ではED治療薬であるPDE5阻害薬は肺高血圧症や前立腺肥大症の治療薬としても使えるようになってきています。

血管機能を改善させる薬として今後も開発が進んでいくと思われます。

 

30年前は全く治療できなかったED

バイアグラが効果ないと言って文句を言うのは贅沢ですね。

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