TENGA ドクターのblog

TENGAドクター(福元和彦)が正しい性の情報をわかりやすくお届けします。 また男性特有の悩みに関する話題も解説していく予定です。 もちろんTENGA製品の話も!

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妊娠

妊娠中の性行為

性を生殖行為として考えるのであれば妊娠中のセックスは不要です。


妊娠時に変化が起きるのは女性だけ。

男性には変化が起きないということが現実です。

 

妊娠しても男女の性欲が無くなるということとは限りません。

妊娠中も変わらず性行為をしている人や、逆に性欲が高まる人もいます。

 

特に男性は変わらず性欲がありますので処理しないといけません。

妊娠したからと言ってセックスレスになると、男性は外で遊んでしまいます。

妊娠中に男性が風俗行ったり不倫をしたりすることは倫理的にはダメなことですが、男性の気持ちとしては理解できるところもあります。

 

妊娠中こそ夫婦間のセックスについて考えるイベントではないでしょうか?

挿入することが怖いのであれば挿入しなければいい。

挿入しなくてもスキンシップさえ取ればいい。

スキンシップで大きくなったお腹を男性に感じさせてください。

セックス=挿入と言うワンパターンの考えである日本人だからこそ、子供ができたらセックスレスになるんです。

 

皆さんに妊娠中の性行為で知っておいてほしいこと!

それは、妊娠中の性行為で流産することはないということ。

そしてコンドームを使用しないセックスが感染や破水につながるということはありません。

 

これは産婦人科の先生たちの中でも意見が分かれるところだと思います。

「挿入するな!」とか「コンドームつけなさい!」など説明する先生もいらっしゃいます。

 

コンドームに関しては男性が風俗で遊んだ場合は性感染症を持ってくる場合がありますので、理屈は分かります。

でも挿入に関しては流産リスクが高まるデータはありません。

僕はあくまでも性科学者としての意見です。

 

だからと言って無茶苦茶してもいいということではありません。

おなかが起きくなれば体位を工夫したり、出血したら産婦人科を受診したりするなど気を付けて楽しんでください。

 

気持ちが乗らないのであれば無理することはありません。

でも無理してでもマッサージや抱き合いなどのスキンシップぐらいは取りましょう。

 

妊娠から出産そして産後の膣が回復するまで約1年。

その間にしっかりと触れ合うことで射精を伴わないスキンシップとしての性行為が見えてくると思います。

 

妊娠中の体調の変化をいたわりながら愛し合える性行為ができれば、高齢になっても愛し合える夫婦像が見えてきますよ。

日本人がセックスレスである大きな原因が妊娠中の性行為不足。

妊娠中だからこそ夫婦間で協力して生殖行為以外の性を楽しみましょう。

 

妊娠することを難しく考えすぎないで!

現在6組に1の夫婦は不妊で悩んでいるとされています。

WHO(世界保健機構)のデータによると不妊症の原因は48%が男性にあるというのもわかっています。

不妊症の原因は男女ともに半々ってことですね。

 

以前は不妊と言えば女性が産婦人科で治療するものとされてきましたが、現在は男性も精液検査を行ったり精子の質を高めたりすることが重要視されていて精液検査を行う方も増えています。

 

少し妊娠の成立について簡単に説明します。
まず排卵日に女性の卵巣から卵子が排卵され卵管膨大部というところで精子を待ち構えます。そのちょうど良いタイミングで膣内に射精された精子が子宮を駆け上り卵子に到達しなければなりません。
1回の射精で約12億個の精子が排出され卵子に到達し1個でも受精すれば妊娠となります。

 

でも精子が卵子に到達するまでには様々なハードルがあります。

まずは。酸性である膣内で精子が長期間生き残るには精液の成分であるクエン酸に守られなくてはなりません。膣で生き延びた精子は子宮を駆け上がります。
子宮は排卵前後になると粘液を分泌して精子が侵入できるスペースを作ります。そのスペースに入り込んだ精子は曲がりくねった子宮を越えて卵管膨大部までたどり着きます。

 

わずか60μmという小さな体で卵子までたどり着くのは奇跡的なことです。

 

でもこういった奇跡的な受精というものは医学の進歩により人工的にできるようになりました。それが人工授精顕微授精です。簡単に説明すると人工授精とは排卵した卵子を回収し試験管内に精液を入れて受精させること、顕微授精は排卵した卵子を回収し1個の精子と顕微鏡を使って受精させることです。

 

こういった技術は素晴らしく、子供が欲しくてもできなかった夫婦が子供を授かることができています。

 

しかし一方では人工的にできてしまう分、自然的にできないのがおかしいという流れもできています。

 

精液検査も問題なく女性側にも問題ないのに、タイミング法を行ってもなかなかできなくて焦るという流れです。

 

たまに妊娠という奇跡的なイベントが簡単にできてしまう夫婦もいます。でもそれは運命なんです。

 

自然に任せるのであれば常に準備し整えておく、そして排卵日前から性交渉を行い射精する必要があります。

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でも排卵日というのはそもそもあやふやです。

確かに大体の予測はつきますが、今排卵したということが現在の医学では簡単にはわかりません。

精子の状態も不明です。

一度の精液検査で問題なかったから大丈夫ではなくて、その日たまたま運動率が悪い場合もあります。

 

これはある人が2週間に1回ペースで120回計測した精液検査のデータです。
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これだけ毎回精子数は変動することが分かります。

 

自然妊娠のために必要なこと、それは膣内射精をしまくることと常日頃お伝えしています。

「数打ちゃ当たる」理論。

 

そうはいってもなかなか仕事の都合もあり射精しまくれる環境にない人も多いですよね。

 

そんな人にお勧めしたいのはサプリメントです。

 

男性が妊活のためにできることは精子の質を上げる努力をすることです。

1回の精液検査で結果が良くても運動率が悪い日もあるはずです。

そういったことを防ぐためにも精子の質を上げるサプリメントを取ることをお勧めしています。

 

精子の質向上に役立つサプリと言えば亜鉛、コエンザイムQ10などが有名です。

私はTENGAドクターとしてTENGAヘルスケアが販売している「精育支援サプリメント」をお勧めします。
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これは精子数や精液量を増加させる効果のあるプリマビエを200㎎配合、そのほかにも亜鉛やコエンザイムQ10に加えて抗酸化作用のあるビタミンCEを配合しています。

値段も1か月分で約4000円とお買い求めやすいのではないかと思います。

 

妊活中の男性は精液検査に問題がなくても是非精育支援サプリメントを飲みましょう。

 

自然妊娠は難しく考えれば考えるほど混乱し、ストレスになります。

 

とにかく妊活したいのなら医療機関で1回は検査をする!

異常なければセックスしまくる!

精子の質を上げるためにサプリメントを飲む!

もし頑張る力がないのであれば人工授精や顕微授精を積極的に考える!

 

妊活は夫婦の力を合わせて頑張りましょう。

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