性を生殖行為として考えるのであれば妊娠中のセックスは不要です。


妊娠時に変化が起きるのは女性だけ。

男性には変化が起きないということが現実です。

 

妊娠しても男女の性欲が無くなるということとは限りません。

妊娠中も変わらず性行為をしている人や、逆に性欲が高まる人もいます。

 

特に男性は変わらず性欲がありますので処理しないといけません。

妊娠したからと言ってセックスレスになると、男性は外で遊んでしまいます。

妊娠中に男性が風俗行ったり不倫をしたりすることは倫理的にはダメなことですが、男性の気持ちとしては理解できるところもあります。

 

妊娠中こそ夫婦間のセックスについて考えるイベントではないでしょうか?

挿入することが怖いのであれば挿入しなければいい。

挿入しなくてもスキンシップさえ取ればいい。

スキンシップで大きくなったお腹を男性に感じさせてください。

セックス=挿入と言うワンパターンの考えである日本人だからこそ、子供ができたらセックスレスになるんです。

 

皆さんに妊娠中の性行為で知っておいてほしいこと!

それは、妊娠中の性行為で流産することはないということ。

そしてコンドームを使用しないセックスが感染や破水につながるということはありません。

 

これは産婦人科の先生たちの中でも意見が分かれるところだと思います。

「挿入するな!」とか「コンドームつけなさい!」など説明する先生もいらっしゃいます。

 

コンドームに関しては男性が風俗で遊んだ場合は性感染症を持ってくる場合がありますので、理屈は分かります。

でも挿入に関しては流産リスクが高まるデータはありません。

僕はあくまでも性科学者としての意見です。

 

だからと言って無茶苦茶してもいいということではありません。

おなかが起きくなれば体位を工夫したり、出血したら産婦人科を受診したりするなど気を付けて楽しんでください。

 

気持ちが乗らないのであれば無理することはありません。

でも無理してでもマッサージや抱き合いなどのスキンシップぐらいは取りましょう。

 

妊娠から出産そして産後の膣が回復するまで約1年。

その間にしっかりと触れ合うことで射精を伴わないスキンシップとしての性行為が見えてくると思います。

 

妊娠中の体調の変化をいたわりながら愛し合える性行為ができれば、高齢になっても愛し合える夫婦像が見えてきますよ。

日本人がセックスレスである大きな原因が妊娠中の性行為不足。

妊娠中だからこそ夫婦間で協力して生殖行為以外の性を楽しみましょう。