1月26日(土)に鹿児島未来170人会議にプレゼンターとして登壇してきました。
鹿児島に「対話」と「挑戦」の場を作るという目的で行われていて今回で5回目となります。
僕は「性をよりオープンにして正しい情報を鹿児島から全国に発信したい」という思いをプレゼンしました。
そのまえに・・・
当日はまずコミュニティナースカンパニー代表取締役の矢田明子さんの基調講演から始まりました。
みなさん、コミュニティナースって知っていますか?
病院で活躍する看護師とは違い、地域の中で住民とパートナーシップを形成しながら看護師と言う医療知識を生かして地域のまちづくりや健康を担う看護師です。
地域の魚屋さんが看護師・訪問販売をしているのが看護師など普段は看護師ではないけど健康面でおせっかいをやく人なんです。
看護師は資格保有者が200万人いますが、実際に病院や医療機関などで看護師として働いていない看護師(潜在看護師)が70万人いるとされています。
看護師という仕事はやりがいがある一方で体力的にも精神的にも大きな負担がかかる職業です。そういうことからも結婚や出産を機に離職すると、復帰することなく資格を放棄した状態になる看護師が多いのが現状です。
このコミュニティナースとはそういった潜在看護師が一般社会の中で看護師の知識を生かして生活できる仕組みなんです。
医療機関で看護師として復職する場合は注射や採血などのスキルを必要としますが、コミュニティナースは必要ありません。地域の人とコミュニケーションを取りながら健康を支えることが目標です。
もし看護師として働いていてもコミュニティナースはできます。
医療機関以外の場所で看護師としておせっかいを焼くことができればいいんです。
僕は矢田さんの講演を医療者の面から拝聴しましたが、とてもすばらしい仕組みだと思いました。
医師にはできない細やかな気配り。
これこそ「ナースのお仕事」。
華やかではないけど地域の人、そして地域に親を残している子供からも感謝される。
そしてコミュニティナースはボランティアではなく、れっきとした職業としてマネタイズされている。
矢田さんは島根県雲南市を中心に活動されていますが、現在は全国に広がってきています。
活動内容については矢田さんの本が2月9日に出版されますので、ご興味ある方はお読みください。
コミュニティナースーまちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師
矢田さんとは会議後のMBCラジオradio burnにも一緒に出演しいろいろなことを教えていただきました。
(赤が目立ちすぎ・・・)
そして、矢田さんの講演が終わった後は、いよいよ鹿児島未来170人会議のプレゼン。
周囲の方から「期待していますよ」なんて声をかけていただき、会場の緊張感も増してきました。
レイコップこと河野礼奈総合プロデューサーからの紹介とともにプレゼンが始まりました。
何の意図かはわかりませんが、僕のプレゼンは大トリの20番目。
鹿児島で謎解きをもっと広めたい!という井上さんのプレゼンから始まり、前半10名の素晴らしい1分間プレゼンが進んでいきます。
後半10人の部に入りいよいよ僕はシャツを脱ぎ、TENGAのTシャツの上に白衣といういつものスタイルになりステージサイドで順番を待ちます。
後半はエアギターの永山さん、無音の谷川さんといった個性あふれるプレゼンが続き僕の出番へ。
滑り出しから赤く光るTENGAを右手に持ち注目を集め、自らハードルを上げる。
後半はスライドの中でTENGAが徐々に下から上がってくる仕掛けをしていたのが大当たりで笑っていただけました。
予想以上の笑いで僕自身も笑ってしまい、プレゼンはぐちゃぐちゃ。
「性をよりオープンにしたい」というメッセージだけは残し終了しました。
プレゼン後は自分の思い通りにいかずへこんでいた僕を会場の人はみんな受け入れてくれて助かりました。
さぁここからは「性をよりオープンにする」という話題についてのワークショップ!
この後の話は次回へ・・・