TENGAは2005年に創業。
順調に業績も伸び、海外での販売や医療分野への進出も果たした。
そんなTENGAが3月に初の小売店舗を出店しました。
場所は有楽町の阪急メンズ。
男性用のファッションブランドが並ぶ中6階の奥に堂々と店舗を構えていた。
正面には「愛と自由とTENGA」という看板。
TENGAは全国に40か所あるTENGA SHOPやドラッグストア―、アダルトグッズを置くような書店、インターネットなどでの販売がメイン。
販売には苦労していないように見えるのになぜ今更小売店舗を出すのか?
TENGAは「表通りに誰もが楽しめるものに変えていく」が企業理念。
百貨店でTENGAを購入できることはまさに「表通り」。
客層は男性一人、友人同士、カップル、中年女性などほんとにさまざま。
TENGA目的で来た人もいれば、たまたま入ってきた人も。
そしてTENGAの社員が製品の説明をして直接販売。
他の業界では製造と販売がセットになることは当たり前のこと。
でもアダルトグッズを製造したメーカーが直接お客さんに売っている会社はあるのだろうか?
一般的には店舗に卸すだけのメーカーがほとんどではないでしょうか?
お客さんの反応を見て販売できることもいいこと。
週末は松本社長自ら店頭に立ち接客。
周囲のブランド店と比較しても見劣りしないように見せ方を考えているとおっしゃっていました。
またリピーターを飽きさせない努力もしている。
店舗無く営業のみであれば新商品を開発すればいい。
でも店での販売は毎月何かを変えないといけない。
例えば配置を変えることやキャンペーンをすること。
いろいろと試行錯誤することで新商品への開発にも役立つ。
ほんとに他の企業と同じことをしているようにみえるがアダルト業界ではすごく異例。
TENGAの認知度は上がっている一方で、どうしてもまだエロいものとしてのとらえ方をされている。
でもTENGAの社員はプライドを持って開発製造している。
そこに応えるためにも販売の形を模索している。
これは医療界に入ってきている目的でもある。
こんな素晴らしい会社と性を変えていく同じ思いで仕事ができて大変幸せだなと感じている。
これからもずっとTENGAを応援していきたい。
今なら僕のMen's training cupへのコメントが棚に置いてますので、是非遊びに行ってみて下さい。