膣内射精障害ってご存知でしょうか?
その名の通り膣の中で射精できない(イケない)状態のことです。
いわゆる重度の遅漏!
これって男性なら経験しているかもしれません。パートナーが射精できなかった経験があるかもしれません。
それは女性のせいにされがちですが、女性が悩むことではありません。
膣内射精障害の推定患者数はなんと約270万人で20人に1人。
膣内射精障害っていうのは毎回射精しないってことで10回に5回以上は射精できるのであれば大丈夫です。
そんな膣内射精障害、原因は何かと言うと不適切なマスターベーションなんです。
もちろん、メンタルの問題や勃起力が弱くて射精しないこともあります。
その場合はPDE5阻害薬と呼ばれるED治療薬を使えば射精できる可能性が高くなります。
でも不適切なマスターベーションをしている場合はED治療薬でも射精しません。
不適切なマスターベーションとは・・・
それは床オナ、壁オナ、脚ピン、強いグリップです。
不適切なマスターベーションにより強い刺激じゃないと射精できない、特定の体位じゃないと射精できないといった問題が出てきます。
強いグリップというのはマスターベーションの時にペニスを強く激しくしごきすぎること。
床オナは床にこすりつける、壁オナは壁にこすりつけることでマスターベーションをしていること。
上記のマスターベーションは勃起力がなくても射精できてしまうんです。
亀頭へ強い刺激を与えて射精することが癖になってしまっているんですね。
膣と言うものは個人差がありますが、刺激は強くありません。あくまでもピストン運動をすることで亀頭へ刺激を与えて射精することが普通です。
また脚ピンも厄介です。
脚ピンとは射精するときに脚に力を入れてピンと張る癖がついている状態です。
この状態は脚を伸ばして右手もしくはTENGAを使用しないと射精できません。
セックスの時には脚をまっすぐに伸ばす体位は騎乗位しかありません。
射精しにくい人が騎乗位のみで射精することは非常に困難です。
脚ピンはケンコバさんも脚ピン太郎なんて名言を残していますが、非常に多いんです。
でも膣で射精できていれば問題ありません。
こういった不適切なマスターベーションをしている人に対する治療は射精リハビリテーションと言うものを行います。
これに使うのが(株)TENGAヘルスケアから販売されているMen’s training cup。
TENGA史上最強の刺激(01)から最弱の刺激(05)まで5段階に分かれています。
これを使い弱い刺激で射精できるように射精のリハビリを行っていくんですね。
強い刺激(01か02)から開始して一番弱い刺激(05)で15分以内に射精できるようになれば治療終了となります。
ただし治療での注意点があります。
激しくしごきすぎないこと。激しくすると意味がなくなってしまいます。
脚ピンの人は脚を曲げた状態(座ってあぐらをかいた状態)で射精できるようにすること。
その注意点を守り膣の中で射精できるようになるまでは早い人で1か月必要です。
僕は週2回程度使用するように指導しています。
しかし治療効果は20~40%程度です。
これぐらい癖を治すのは難しいんですね。
この膣内射精障害で医療機関を受診するのは結婚して妊娠を希望する場合=不妊になったときです。
そうなると治療への焦りも出ますし、年齢的に癖を治しにくくなります。
だから僕は若いうちに不適切なマスターベーションから脱却し、癖を治すことが重要だと考えています。
若い時に気づいて治療すれば改善率も高くなります。
マスターベーションに悪い癖がある人はすぐにMen’s training cupで治療しましょう!
もしパートナーが射精できなかったら、「膣内射精障害かもよ」と優しく指摘してあげてください。
Men's training cupはTENGAオンラインショップやAmazonでも購入できますので、自己流でリハビリしてみてください。