セックスにおいて射精はゴールになってしまっています。
これは仕方のないことですが、そう簡単に射精するのではないということを女性に知っていただきたい。
射精のメカニズムについてはこちらをご覧ください。
オトコが射精するためにはただ腰を動かせばいいというわけではないんです。
男性の性感帯である亀頭。
その中でも裏スジ(包皮小体)とカリ部分を刺激し続けることで快感が高まり射精のスイッチが入ります。
そのスイッチを入れるのはオトコにしかわかりません。
思っているよりも早くスイッチが入ってしまうのがいわゆる「早漏」。
早漏の方はセロトニンと言う興奮を抑える物質が不足しており、興奮を抑えられずに射精してしまうのです。
そういった体のホルモン環境は毎日変化します。
非常に疲れている場合、お酒で酔っている場合、ストレスなく絶好調の場合など。
オトコはその変化を見ながら射精のタイミングをコントロールしているのです。
それは単純にピストン運動を激しくするということだけではなく脳内のホルモン環境も射精準備が整うように興奮しないといけない。
自分が気持ちいいと思う部分を膣壁にぶつけてみたり、裏スジを膣壁にこすりつけてみたり、膣の狭い部分にカリを出し入れしたり。
単純に腰を振っているだけではなく、自分が気持ちいい部分を刺激できるように腰を振っています。
挿入後は勃起を保つためにリラックスしながら興奮を抑える。
これはセロトニンを出してドーパミンやノルアドレナリンの分泌を抑えているってことです。
そして射精のスイッチを入れるために自ら興奮させてドーパミンやノルアドレナリンを放出。
それが射精へとつながります。
女性により膣の形や位置が違うので、いつも同じようにやってもうまくいかないこともあります。
女性にとっては「いつもこの体位で射精するよね」って思うこともあるかもしれませんが、それはオトコの射精スイッチを入れる体位がその体位ってことです。それはお互いの性器の相性となります。
オトコみんながこのように考えて動いているわけではありませんが、医学的に腰の動かし方を分析するとこうなります。
オトコは自分勝手に腰を動かして射精していると感じるかもしれませんが、そうではないってことがお分かりになったでしょうか?
オトコもつらいぜ!