僕のクリニックにはED治療を希望されて来られる方がほとんどです。


メインは
4060歳ですが、中には70歳以上の方も来られます。


 

70歳以上の男性は年齢や持病の影響で勃起力は低下します。


何も治療せずに勃起力が保たれている高齢男性は少ないでしょうね。

 

多くの男性は70歳ぐらいになると「もう男として引退かな?」なんてあきらめている人がほとんどです。


でも中には「最後にもう一度・・・」なんて感じで勃起を求めて受診される方もいます。

 

僕が高齢者にED治療を行う際には必ずゴールを聞いています。


    
セックスしたいのか?


     
マスターベーションしたいのか?


    
朝勃ちが欲しいのか?

 

治療目標を決めると治療方針が明確になります。


単に勃起力を少しだけ欲しいのであればバイアグラなどの
ED治療薬を使って治療します。


 

しかし満足いくセックスがしたいとなればとことん治療しないといけません。


これには治療費用も大きくなる話なのでしっかりと説明しています。


 

高齢者の場合は勃起に必要な血管機能が低下している可能性があるので、ペニスに血管拡張薬を注射して現状の確認を行います。


海綿体注射に関してはこちらをご覧ください。


 

反応が強く注射後5分で完全勃起状態となればED治療薬のみで効果がかなり期待できます。


 

でも反応に乏しい場合。


これは
ED治療薬を週2回程度継続的に内服したり海綿体注射を定期的に行ったり、勃起力を回復させるべくさまざまな治療を行います。


 

そうすることで完全に勃起力を回復することは難しい場合もありますが、確実に効果は出てきます。


 

勃起力が改善した男性の笑顔!


それは大変にこやかで非常に感謝されます。


 

男性は生涯現役。


これが
QOLを保つ秘訣になるのかもしれません。


 

「もういい歳だしあきらめた」という高齢男性には「あきらめないで!」と言いたいです。