男性の皆さん、精子を無駄に出していませんか?

毎日のように性欲処理のために精液をティッシュに出して捨てていませんか?

1回の射精で精子は1~4億個の精子と液体成分の精しょうが出ています。

精液の量は110mlと様々ですが2ml以上が正常です。

液体成分は精子が膣の中で酸化されないように弱アルカリ性に保つクエン酸を前立腺液が3、精子が膣の中で生きるためのエネルギー源となる精嚢分泌液が7です。

精しょうがあるおかげで精子は膣の中で生きることができて卵子まで到達し妊娠するということです。

よって精液が出ている=精子が出ているのは間違いです。

男性は精液が出ているから妊娠させる能力があるわけではありません。


では精子とは?
 

精子は精巣(睾丸)で作られます。

精巣では精祖細胞と言われる精子のもとから毎日5000万~1億個の精子が作られます。

これは1秒で5001500の精子が作られているということになります。

逆に女性の卵子は生まれた時に200万個持っており年を取ると徐々に減ってきます。

女性の卵子は年々減ってくるのに対して男性の精子は毎秒すごい数が生まれています。

男性は精子が生まれてくる実感なんて無いですよね。

 

でも自分の子供のように精子を大切にすることは重要です。

精子を大切にすること・・・それは規則正しい生活を送ることが基本

暴飲暴食をしない、体重を適正に保つ、体にストレスをかけ過ぎないようにする。これは精子のためにも重要です。


精巣を熱から守るのも大事です。
 

精子は熱に弱い!

精巣がなぜ陰嚢(玉袋)の中にあるか?

それは変動ある体温から守るためなんです。

 

体温は3540度と変動しますが、陰嚢内は精子が発育しやすい3435度に保たれています

陰嚢の皮膚が縮んだり伸びたりするのは温度を一定に保つ目的のためです

暑いと皮膚は伸びて寒いと皮膚は縮みます。

そうやって精巣を熱から守っているんですね。

でも皮膚の伸び縮みだけでは温度を保てない状況を我々は作ってしまっています。

例えば熱いお風呂の長風呂やサウナ、パソコンを太ももの上に置いて長時間操作、ボクサーパンツによる締め付けなど。

こういったことは精子の運動率の低下の原因となりますので注意してください。

男性ならわかると思いますが、陰嚢皮膚が伸び切った状態が長時間続くのが良くないんです。

お風呂の時に陰嚢を触って確認してみるといいですよ。

精子は1秒でたくさん作られる分、いい精子を作るためには繊細に扱わないとダメなんです。

 

もちろん年齢も影響します。

若いと精巣がストレスを受けてもいい精子が生まれてきますが、30歳を過ぎてくるといい精子が少なくなります。

晩婚化が顕著になった現在では男性皆さんが注意して生活を送るべきだと思います。

 

精子は大事にして生活しましょうね。

そして気になる人は精液検査を受けましょう!

 

現在はTENGAヘルスケアからスマホを使って精液検査ができるキットも販売されています。

 
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毎日のように出している精液を自宅で検査できるのでお勧めですよ。